2016.12.31

【独立して9ヶ月】2016年を振り返ってみます


2016年も終わろうとしているので、なにか仕事と気持ちのまとめとなるようなブログを書いてみる。あまりに個人的なまとめなのであまり面白みはないかもしれないけれど。お時間のある方、読んでくれたら嬉しいです。

今年は「編集者」から「ライター」になった

今年、いちばん変わったことは株式会社LIGを辞めて、編集者からライターになったこと。

振り返ってみると今年の1月2日、こんなことを書いていた。


「書く仕事を増やしたいなぁ」程度に考えていた当時。まだ「編集者」としてキャリアを積もうと思っていたような気がする。それが、いつのまにかフリーランスのライターになって、「書く仕事を増やす」どころか「書いてばかり」の一年となっていた。


3月には会社を辞め、1ヶ月半後にはスペインに住んで、戻ってきて引っ越しをした。シェアハウスから一人暮らしを久しぶりに再開したし、仕事の内容も毎日の生活リズムも変わった。1年前は30,000人だったフォロワーも今では85,000人になって、なんだかいろんな”状況”が変わった一年だった。


一年間、ありがたいと思えるようなことばかりだった。人に出会いに仕事に恵まれながら、あまりにもいろんなことが変わりすぎたけれど、心は割と静かに時間を過ごしていたような気がする。26歳になったときに立てた1年の目標は「着実に生きる」。このまま、26歳まで目の前のことをしっかり着実におこなっていきたい。



仕事を振り返ってみる。

せっかくなので一年間で書いた仕事を少し振り返ってみる。
そういえば、1月は仕事で利島に行ったのだった。ひとりきりの取材はじつははじめてで、ものすごく緊張していた気がする。


2月は、カツセさん編集の「Kekoon」というサイトで、妄想の記事を書いた。
これが本当によく読まれて(20万PVに行ったと聞いて、本当にびっくりした)、いま妄想記事の仕事が大量にくるのも、この仕事の影響が大きいと思っている。


この辺の記憶はなんだかもう去年の出来事のようなのだけれど、3月はまたもカツセさんに仕事をもらって、キラキラネームの記事を書いた。自分では思いつかないような企画をもらえて本当に嬉しかった。



独立した4月以降の仕事

独立した4月からは、本当にいろんな仕事があって全部は紹介しきれない。


ほぼ独立のきっかけとなったAIRDOさんの仕事のうち印象深いのはやっぱりセイコーマート。絶対バズらせるぞと思っていたので、はてぶも800を超え、FBシェアも2万を超えて本当に嬉しかった。

じゃらんさんでシューティングバーの魅力を書いたり、

大阪の水族館、海遊館を紹介したり、

京都学園大学を中心として「専門家インタビュー」の記事もたくさん書いた。


特にブラックホールの記事は、個人的にもかなり思い入れがある。難しいことを易しくする記事は、わたし自身もとても好きだから、これからも続けていきたい。



妄想記事も多く、


妄想は漫画になったり、


動画になったり、



MVのシナリオになったりした。

妄想を書いていたらそれが仕事になったのだから、ほんとうに驚かざるをえない。


そして何より嬉しいのは、コラムの仕事が増えたこと。





幻冬者の文芸誌でエッセイも書かせていただいた。昔から「コラム」や「エッセイ」でご飯を食べられたら、という憧れがあっただけに、ものすごく嬉しかった。

文字をひたすら書き続ける毎日のなかでも、自由にブログも書いた。いけるぞと思ったブログは2万PVを超えることも多く、ブログがこれだけ読まれるということには単純に感動した。

特に思い入れがあったり読まれたりしたのはこんな記事たち。


「好きなことを仕事にしたいんですけど、本当にそれがしたいことなのかいざとなったらわからなくなって、進路が決められなくて、悩んで苦しいです」 – Saeri blog – g.o.a.t

「それでダメな男はふるいにかけられる」 – Saeri blog – g.o.a.t

恋なんていう曖昧なもののせいで選択を変えるなんて、最高じゃん – Saeri blog – g.o.a.t

好きな人がいる生活 – Powered by LINE

財布を出さない女 「手伝おうか」を言わない男 – Powered by LINE

インタビューもたくさんしてもらった

ありがたいことに、インタビューもたくさん受けた。今校正中のインタビューも2件あるので、まだまだわたしの喋ったことが世の中に出るらしい。すごい。




2017年を迎えるまえに

2016年後半になって、原点回帰するような出来事にあった。特にコレというわけではないけれど、近くにいる人から勝手に影響を受けて自分について振り返る機会があったというかんじ。

そうして思い出したのは、「自分の作るもので、人に”ほんの少しのはっぴー”を届けたい。”今あるものを少し愛せる”ようになってもらいたい」ということ。そのためにわたしはいまも文章を紡いでいるのだということさえ忘れなければ、来年も楽しく働けるような気がして、心底安心した。

来年決まっている仕事は、もはや「ライター」ではないなと思えるようなものも多い。まだ詳しい内容は言えないのだけれど、来年は書籍が何冊も(!)出ることになっているし、Webマンガの原作のような仕事も決まっている。あとは作詞もやりたいし、脚本もやりたい。プラネタリウムのナレーションも書きたい。

今後も自分の大事にしたいものだけは見失わないようにしながらいろんな挑戦をして、みんなに「ちょっとしたはっぴー」を届けていけたらいいな。


そばにいてくれる人たち。本当にありがとう。フォロワーさんたち。いつも読んでくれてありがとう。本当に心の底から、感謝しています。

来年もよろしくお願いいたします!!!


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