台湾にきた。
なんでかわからないけど、日常的を慌ただしく過ごしているうちにチーム内でそういう話になっていて、いつのまにか自腹切って台湾にいた。
有給などではなく「台湾で通常業務をこなすように」ということだった。
朝、絶景の写真を撮りに行ったチームメンバーと分かれて、わたしは後輩と2人で街中取材のリサーチへ。
【緊急募集】 12月9日〜12月15日まで台湾にいきます!そこで取材してほしい現地企業orサービスさんor台湾記事を書いてほしい方を大募集〜🙌♡ お仕事承りますのでDMくださいー!(取材費・掲載場所等は要相談でお願いします) 連絡待ってます🙏! 【12/11締め切り】
— さえりさん (@N908Sa) 2015, 12月 7
はじめて歩く台北を見つめていたら、東京にいる錯覚に襲われる。人が多くて、でも誰もこちらに気を留めていない台北は、東京に似ている。
代表取締役の埴渕さんに事の顛末をはなしたら、優しくほんわかとした口調で、たくさんの企業を紹介してくれた。
それに台北のこともたくさん。
どこに取材にいくべきか、どこに美味しいものが待っているのかも教えてくれた。スタッフの女の子たちともお話をして、検索では知ることのできなかった話もきけた。
生の声、こんなにすぐにたくさん集められるなんて。と、ちょっと感動した。
最後に「台湾でゲームを広めたいときは連絡してね」と言っていたから、いつか力になれる日が来たらいいなとおもう。
教えてもらったおかげで「日本の原宿みたいなものだよ」と言われる場所に行くこともできた。
顔はうつさないで、といわれたストリートミュージシャンの日本人男性はディジュリドゥの練習中だそう。
「いらっしゃいませ」と街中で唐揚げを売るおじちゃんは、3年前に台湾に店を出したらしい。
台湾にも、いろんな人がいる。
台北1日目にして、たくさんの縁をつないでもらえた。
しあわせで「ありがたいなあ」という感謝の気持ちばかり湧き出てくる。
「縁」とか「有難い」とか「感謝」とか、よく聞くし、聞き飽きたし、でもたぶん、本当にこういう時に使う言葉なんだとおもう。
ほんとは少しだけ不安だった。
何も決めてないし、何も特別な仕事ないし(通常業務は合間にこなしているけど)、台北ってなんだよどこだよしらないよほんとにってかんじだし、慌ただしく仕事してたら台北にいたし。
でもあれだ、なんとかなりそうな気がしてきた。というか、なんとかしよう。
取材したいものも決まったし、訪問する企業もまた見つかった。わたしたちで力になれるような企業だといいな。
ありがたいなぁという気持ちに包まれて
きょうはおやすみ。
むかしから言葉や文章がすきだったけど、それをどう職業に生かしたらいいかわからなくて、ライターも編集も具体的にどんな仕事か全然わからなかったけど、いつの間にかライター・編集者になってて、毎日文章に触れられて、文章に頭を悩ませて、文章で喜べて、しあわせだなって思うんだほんとに
— さえりさん (@N908Sa) 2015, 11月 30